四月一三日(水)晴
五時半、起き出して朝食。むつ市から青森市へ向けて、海沿いを走る。とにかく走るだけだった。菜の花畑の案内看板に寄り道をしたり、海の向こうの山の風景を撮ったり。農耕地帯が多くなってきた。一〇時半、青森市に到着。少し早いが昼食に。昨日買った生姜糖をかじりながら来たからか、美味しさ減。
喫茶店でコーヒータイム。記録に三時間ほど。外は雨が降ってきたようだ。明日まで続くようである。この後の予定をどうしようかと悩む。晴れていれば津軽半島の北端で夕日を撮ろうと思ったが、明日も雨となると、わざわざ海岸線を走る甲斐が無いように思われる。雨だから撮れないというのでは恥ずかしいのだが。北上せず、西のつがる市に行ってしまおうと思う。
一七時、雨に濡れながら車に戻り、つがる市へ。市街地を抜けると国道が真っ直ぐ続いていた。いいスピードで走り抜けていく。三〇分ほどでつがる市に着いた。車をだだっ広い駐車場に止めて夕食。
写真の整理をしていると二二時。ずっと海岸線を走っているので、海の写真が多い。そして、水平線を画面の下部一割から三割ほどの構図で撮るものが多くなっている。そろそろ撮り方を工夫してもよいだろうというくらい集まってきた。別の発想、別の印象の捉え方を探してみる。構図、角度、視線、色彩、光量、画角、いろいろ工夫できることはあるが、先に風景の捉え方を変えなければ技能を付け焼き刃に応用することになる。その風景が与えうる意味を察知し直すことだろう。どういうことだそれは。うーむ。
寝る。