
Itakura, Gunma
若い男女が肩を寄せ合って泣いていた。
旅の最大の不幸は、屋根のないところで夜を明かすことではないかと思う。

Itakura, Gunma
一歩外に出るとその場に座り込んで、こみ上げる安心感にしばらく

Nara, Nara
今まで見てきた風景の総てが、ほんの半世紀前、焼き払われるか否かの剣ヶ峰に立った

Kurashiki, Okayama

Kure, Hiroshima
こんな設備で出来るものだろうか。
今も絶えず動いている。この記録を書く前も、書いている最中も、読み返すときも。

Hiroshima, Hiroshima

Hiroshima, Hiroshima
立ち止まって静かに視線を上げている人は皆そうだろう。反対に、地元の人々や橋の手すりに集まる雀は慣れたもの
目の前に一〇万年があった。製作期間一〇万年、未だ未完。

Hatsukaichi, Hiroshima
ということで山口県美祢市の秋吉台に到着。

Mine, Yamaguchi
しかし、あの時あの場所から、こちらを眺めた時のことをよく覚えている。

Beppu, Ohita

Oguni, Kumamoto
風まで持ち帰れたらと思わずにいられない。いずれまた来よう。

Takachiho, Miyazaki
川の上流はないのに、来た道の方ではもう川の水音

Hyuga, Miyazaki
釣瓶の残る井戸端に紫陽花、ポンプ式の水場も複数。木枠の格子が面構えの古い家々。蔦が張り、打ち捨てられた家も
「参拝者帳簿」が開いたまま置いてある。月日、氏名、市区町村、備考。北海道から東京、地元の人など様々な土地から、それぞれの理由で参拝した人たちの名があった。日本一周、縦断、徒歩…。

Minamiohsumi, Kagoshima
野うさぎ、二匹目、たぬきのようなもの、そして四つ足でうごめく何か

Kagoshima, Kagoshima
一人息子を戦争に取られて、あの松林で亡くしたということです。それで一目その地を見に