Yuno Lake – Mt.Sannoboshi – Mt.Kotaro – Mt.Taro – Mt.Nantai – Chuzenji Lake
栃木県 日光市 Nikko, Tochigi
4:30 尾瀬 出発。
6:30 大清水からタクシー・バス。先日登頂した日光白根山とその周囲の山々を見上げながら、金精峠を越えて日光湯元へ。乗換の際、水の補給を忘れたため、自販機で500ml。
8:45 湯元温泉源泉郷 (1478m) 出発。紅葉の見頃、快晴の青空に赤・黄・橙・緑の映える山肌。山陰を行くと冷んやりするが、ペースを保てば体温との釣り合いが良い。
9:10 小峠
9:35 刈込湖には岸辺で焚火の用意をする人々が数名。
10:15 ~ 10:30 涸沼。木々もまばらに開けた、山々に囲まれた平地。不思議な空間。展望デッキで補給。車道を越えて登山道に入る。
11:35 ~ 11:50 山王帽子山山頂 (2077m)。日光白根山と根名草山から前白根山に続く峰が西に。
13:05 小太郎山山頂 (2328m)、男体山、広がる裾野には歩き通すべき山道、東の女峰山その他の山々、絶景。
13:30 ~ 13:50 太郎山山頂 (2368m)。抹茶、栗最中。そこから広大な裾野に進み降りる。越えるべき高低差が厳然と視界正面に。
15:55 ~ 16:10 志津小屋。日の入り近く、寒さの降り来る頃。こちら北側からの男体山登山は非推奨であり、この時刻であれば翌朝出発すべきところ。早々に補給を済ませ、水を消費し切って出発。
16:50 男体山五合目。燃えるような夕焼けを見送ると明かりを失い始める視野。
目を凝らして探し辿る、正規の山道を示す赤布。
順調かと思われた途端に出くわす青布は山道逸脱の印。目前に広がる断崖。
来た道を戻っても赤布を辿れず、山道に復帰できないまま彷徨うほど不安に。空はいよいよ暗く、冷たさを増す風。
パニック寸前でふと見つける赤布に安堵、気をつけて次を辿り直す。
18:00 ~ 18:10 男体山山頂 (2484m)、強風。日光の市街地の夜景、三日月、山頂に突き立つ大太刀。早々に、南の中禅寺湖側へ下山。
19:35 ~ 19:45 五合目。直登の高低差が大きな岩場をひたすら下ると、足腰への衝撃が蓄積し疲労が募る。思わず休憩、水も無しに携行食のナッツを摂った。
20:00 四合目鳥居
20:25 三合目下山道入り口
21:00 二荒神社中宮祠、中禅寺湖 (1269m)。無事の下山、登拝者番付の看板があり「46歳で初登頂してから、96歳までに1223回登頂」されたという田名網忠吉氏の名前を筆頭に、「1日で8往復登頂」など様々な達成の記録が並んでいる。ほんの12時間、登頂1回くらいで疲れ果てている場合ではない。
21:15 宿に到着。白い濁り湯の温泉、露天風呂から夜の中禅寺湖を眺めた。湯に舞い降りる紅葉。
翌朝は湖畔から華厳の滝まで散策。見上げる男体山の雄姿。混み合うバスで戦場ヶ原を経由し湯元へ。見渡す山々、稜線はどれも、既に踏破した道。
14:00 大清水から先の紅葉も見事。閉山も近い10月の半ば。
16:10 尾瀬到着。
累計41.3km 14時間