Ohmura, Nagasaki
日本一周 [ 54日目 ]
ふと祠の横の、森に続く道があったような気がして、もう一度階段を上っていき、薄暗い脇道を進んでみた。鬱蒼と茂った木々の間に、確かに土肌の道が
83日間
ふと祠の横の、森に続く道があったような気がして、もう一度階段を上っていき、薄暗い脇道を進んでみた。鬱蒼と茂った木々の間に、確かに土肌の道が
Ohmura, Nagasaki
一〇〇mほどもある施設の端から端まで、書棚と、その中に本がずらりと並んでいる。
Nagasaki, Nagasaki
長崎港と市街地全土の素晴らしい夜景。本当に素晴らしい夜景
Sasebo, Nagasaki
このような壮絶な冒険があったと知る度、自分の旅の穏やかさを思う。
Karatsu, Saga
大気の霞に溶け込む伊万里湾、そこに浮かぶ島々。爽やかな早苗の黄緑と空や海の水色が調和している。音もなく静か
Shimonoseki, Yamaguchi
一二時半、九州に突入。一人拍手。
Ohta, Shimane
「砂暦」、世界最大の砂時計
Izumo, Shimane
やはり正面から詣でるべきだったな。壮観だ。
Tottori, Tottori
ふと横を見るとらくだが歩いてきた。観光客を乗せて砂地に小さく円を描いて戻る。そんなことはどうでもいい。この砂の量。圧倒的な量
Miyazu, Kyoto
全くの静寂、陰性の音が耳に痛いほど。暗い山の展望所に降り立つ。眼下に、とてつもない絶景が広がっていた。何だこれは。
Takayama, Gifu
地元の人々の暮らしぶりが目に入る。古い町並みの中で、自転車で駆け回ったり、梅の実を集めたりして遊んでいる子ども。洒落た花屋の仕入れの風景、街行く買い物客。
Azumino, Nagano
金属と石の擦れる嫌な音が一鳴り、すぐにブレーキをかけてエンジンを切った。やってしまったな。
Fujikawaguchi, Yamanashi
外の景色を見に、窓を開ける。耳を疑うような静けさだった。鳥の声と、遠くで流れる川の水音
Ohme, Tokyo
獣の喚き声や落石と思われる騒々しい音が、ひと気のない暗い山に響く
Miura, Kanagawa
White in the light, blue in the shade. They bloom with the faint morning dew at the beginning of summer.
They will brighten their face while waiting for the fruition. With an anxious look on it, they would cower down in the shade.
Rejoice at a joy, grieve at a grief. There is no contradiction between the feeling and the deed, see things as they are, live naturally.
かつて日本という国には、旅人の黄金時代があった。
Miura, Kanagawa
The sun sets in, the moon runs after. As the sky darkens, the light of moon grows more bright.
Wandering around on the earth, I am blown by the wind, lapped by the waves. Changed the shape of the mind and the body, I lose something and would be polished.
The time passes, the people get old. While the lives are running out of their time, what is the thing that shines more brightly?