Yukon River Canoeing [ Day 8 ]
ユーコン川 8日目
あの第一夜の村での貴重な経験が、一層身近な、より克明な、更に貴重な一晩に変わった。本当に人が住んでいたのか。今に地続きの歴史の中で。
ユーコン川 7日目
ふわりと揺れるカヌーの上で、縄を束ねて舳先にまとめ、いざ漕ぎ出そうとパドルを構えてようやく気づく。
Yukon River Canoeing [ Day 7 ]
ユーコン川 6日目
聞こえる音は水の音、風の音、木々の音、火の音、そして無音。必要な行為に余さず寿命を注ぐ、簡素な生活。
Yukon River Canoeing [ Day 6 ]
Yukon River Canoeing [ Day 5 ]
ユーコン川 5日目
焚き火で沸いた湯をやや冷まし、珈琲の粉に落とす。再び良い香り。蒸らして湯を注ぎ湯を注ぎ、抽出を待つ良い時間。湯を入れ終えたらフライパンのレーズンスコーンを、組んだ焚き火の薪に載せ遠火で温め。湯の切れたドリップバッグは火にくべる。カヌーが1艘、一人を乗せて過ぎていく。
ユーコン川 4日目
1年間では身体の98%、5年でほぼ100%が環境と入れ替わる。
Yukon River Canoeing [ Day 4 ]
ユーコン川 3日目
5000年で埋もれるくらいの丸太小屋。100年待たず役目を終えた小屋。
Yukon River Canoeing [ Day 3 ]
Yukon River Canoeing [ Day 2 ]
ユーコン川 2日目
あの過酷な湖面の荒波がありありと思い出される。絶え間なく重心や姿勢、進路を乱し、櫂を、小舟を翻弄する。砕ける白波に次の波がぶつかる断崖絶壁。気の休まらぬ狭小の浜。
Yukon River Canoeing [ Day 1 ]
ユーコン川 1日目
それでも和毛の布団や快適なベッドにはない、自然の中に生きる自由が心地良かった。
ユーコン・アラスカ旅程
2022年 8月22日(月)8月23日(火)8月24日(水) 8月25日(木) ユーコン川1日目8月26日(金) ユーコン川2日目8月27日(土) ユーコン川3日目8月28日(日) ユーコン川4日目8月29日(月) ユーコン川5日目8月30日(火) ユーコン川6日目8月31日(水) ユーコン川7日目9月 1日(木) ユーコン川8日目9月 2日(金)9月 3日(土)9月 4日(日)9月 5日(月)9月 6日(火) アラスカ1日目9月 7日(水) アラスカ2日目9月 8日(木) アラスカ3日目9月 9日(金) アラスカ4日目9月10日(土) アラスカ5日目9月11日(日)9月12日(月)9月13日(火) ※書籍版目次ページ。全行程は『旅日記ユーコン・アラスカ』に収録。川下り装備一覧、走行データ等を含む。 「ITEMS」及びデザインフェスタvol.58(2023年11月11日,12日、東京ビッグサイト)にて販売予定。
What one becomes, what one experiences 何になるか、何を経験するか
何になるか、何を経験するか 自分が何になるか、何を経験するかは、「何を観ようとしているのか」という意図次第で決定します。例えば、喜びを観ようとしているか。あるいは被害者意識から憐憫を見ようとしているか。 それは「どの(ような)ラジオ番組を聴こうとしているか」に似ています。意図していない場合もあるかもしれませんが、日々の勤めや欲、競争心や将来の不安、過去の悲嘆、日ごろ慣れ親しんだパターンなどに漫然と従っている場合は多くあるはずです。ラジオを聞き流しているときのように。むしろ意識してそれを選択することのほうが稀であると思われます。聞いたこともないラジオ番組をあえて選ぼうというより、少しでも馴染みのある上記のような経験に焦点を当てて過ごそうとするほうが至って自然です。特に、欲を手放そうとか、プライドを諦めようとか、恥や罪悪感に向き合って対処しようとする意図はまるで”常軌を逸している”ごとく稀です。 誠実さ、中立性、意欲、受容を養って、理知を備えてゆくことの大切さ。そしてその先へ進もうと思うならば、手塩にかけたその理知すらも手放す必要があります。障り、重荷になるからです。思考も予期も諦めて、じたばたせずに静かに成り行きを眺めていようと「選択」することは、”設備としての理知”自身には”選択”できません。その道へ踏み入ることは、より大きな存在への信頼、より偉大な存在の慈愛に対する確信がなくては遂げられません。 逆に言えば、”選択しよう”とせずにいれば、「”選択”を放棄しよう」と「選択」できれば、自然と最善の調和は自ずから展開することができます。それが元来の私たちの本質であるからです。「自己」について、神について、”知る”べきことは一つもありません。「自己」ではないものを全て放棄することで、そのものになれば自ずと、「自ず」と「知」られるからです。 「何を聴こうかもう選ばない」となれば何であれ、予期することを離れて楽しみに待つことができます。その向こうに、チューニングをも去った「静寂」を知ります。全ては「静寂」という基盤によって”聞こえて”いたのだと知るのです。 何になるかの問いは、「本来、何であるのか」ということに還りつくことで、自然と溶けてなくなります。 そもそも「それ」であるからです。 ”そうではないもの”になろうとする努力を全て放擲するだけです。 経験すること自体、全てが「自分」であり、それはすなわち「認識」そのものです。
Though there is no knowing どうしてなのかは分からないのに
Though There is No Knowing Not knowing why, one can realize the fact that the intuition —the genuine Self that which ones should discover Is awaiting ones— is granted to ones all. What is equipped the facility, human-bodies, with is the program which runs them into self-preservation or survival; it is still a function which contributes to the inquiry and, the less one focus on those physiological needs, the more advanced object one can engage in. Quitting worrying over physicality, adhering to accumulation of wealth or suffering for one’s desire, trusting the intuition completely, no physical condition matters. When the agony ends, there shall be no need for any questions …
Venice ヴェネツィア
Terrarium テラリウム
Early Autumn Colors
Toronto, Canada
Thirst 渇望に身を焦がす
Thirst Know that it never brings one happiness even if one gets the things one desired. The illusion which is believed that “material comforts” or “physical experiences” would be the source of joy shall keep one’s body burning as an Existential Distress until one surrender them. Since One is not a “physical body,” it is felt as though one’s body were blazing. The momentum of mind that project an imaginal value or specialness onto the “object” perceived externally is merely a bodily function, which is just a mechanism to urge acts for gain by generating expectations and feelings of impatience, longings and frustrations, insufficiency and adherence, thirst and hunger, i.e. …
第3回個展『北米nwa横断』 -the-North-West-All-across- 御来場御礼!!
北米横断18カ月480日1万2000kmの風景写真展
山奥でのキャンプや数千kmにも及ぶ列車の旅を経て、北米大陸を横断。辿り着いた東の果て、真夏のプリンスエドワード島はまさに花の楽園。ロッキー山脈の懐深くに移り住み1年、零下30度の雪山登山、畏るべき極光、夜道ではグリズリーベアにも行き合う風趣。
日時 : 2022年 8月12日(金) 〜 8月18日(木) 11時00分 〜 20時00分
会場 : デザインフェスタギャラリー原宿 WEST 1-F #DFG #DFGHarajuku
The Mystery Being「存在」の問い
The Mystery Being The mystery of Being arises out of the exact perspective itself which makes mysteries of being. Questions never dissolve as long as one stands on that foothold. Within a realm that which is based on “questioning” called intellect / logic, one is going to gain numberless, subdivided “answers / realities” and shall not realize. Rising above the limitation of the “questioning,” which is merely a bodily function, transcending the narrowed viewpoint, finally the blessing, not a mystery, of Being is known, granted, appreciated and is truly Comprehended. The Aye devoid of duality. All-Inclusiveness. What is called Non-duality / Unity, that are inquired. These are not able to …
2018 個展 『JPN+nwa』
日本一周風景写真展 『JPN+nwa』
日時:2018年12月22〜27日、11時〜20時
会場:デザインフェスタギャラリー原宿 #DFG #DFGHarajuku
本土最北端から最南端まで、100枚の風景写真、20万字の記録、1万4000km超の行程
夕陽の美しさを経験することは 言語によって代替できません 「美しい夕陽ではありませんか」などと 確認する意味も必要もありません 題詞
搬入、搬出、出展準備
Round JPN [ Day 83 ]
the Pacific Ocean, Japan
日本一周 [ 経路図 ]
日本一周 [ 83日目 ]
エンジンを。エンジンを、